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このコネクタは Sync セルフホスト環境でのみ利用できます。

前提条件

SAP ERP に接続する前に、以下のコンポーネントをセットアップする必要があります:
  1. お使いのオペレーティングシステムに対応するSoftware Developer Kit(SDK)を、SAP Java Connector からダウンロードします。
  2. 次の手順で、SDK からsapjco3.jar ファイルとsapjco3.dll ファイルをダウンロードします:
    1. SAP Java connector を開き、お使いのプラットフォームに対応するJCo バージョンを選択します。
    2. ダウンロードリンクをクリックします。ログインページが開きます。
    3. 有効なS-user 識別子(Id)でSAP サイトにログインします。
    4. パッケージをダウンロードします。
  3. sapjco3.jar ファイルを、アプリケーションディレクトリ内の /libs/ext フォルダにコピーします。
  4. sapjco3.dll ファイルを、アプリケーションディレクトリ内の /libs/ext フォルダにコピーします(Sync インスタンスがLinux マシン上にある場合は、libsapjco3.so を使用します)。

SAP ERP コネクタを追加

SAP ERP への認証

コネクタを追加したら、必要なプロパティを設定します。
  • User: SAP ERP への認証に使用するユーザー名を入力。
  • Password: SAP ERP アカウントへの認証に使用するパスワードを入力。
  • Client: SAP システムへの認証に使用するクライアント名を入力。
  • Connection Type: 使用する接続タイプを選択。デフォルトのタイプはJCo です。
  • Connection Scheme: 使用する接続スキームを選択。デフォルトのスキームはApplicationServer です。

接続を完了する

接続を完了するには:
  1. 次のプロパティを指定します:
    • Host: ターゲットシステムのホスト名を入力。通常のホスト名、IP アドレス、またはSAP ルーターアドレスを指定できます。
    • System Number: ターゲットシステムを定義する番号を選択。デフォルト値は0 です。
  2. 高度な設定 タブで詳細な接続設定を定義します。(ただし、ほとんどの場合、これらの設定は必要ありません。)
  3. SAP ERP への接続をクリックしてSAP ERP アカウントに接続します。
  4. 作成およびテストをクリックして接続を作成します。

Enabling CDC in CData Sync

SAP ERP ソース接続でCDC を使用するように構成するには、次の手順に従います:
  1. SAP ERP ソースページの 高度な設定 タブを開き、Miscellaneous カテゴリに移動します。
  2. Table Mode プロパティでChangeDataCapture を選択します。
  3. 作成およびテストをクリックして、接続の変更を保存します。
  4. Sync でSAP ERP をソースとするジョブを作成し、Type オプションで 変更データキャプチャ を選択します。
CDC ジョブを作成すると、タスクリストにはCDC が有効になっているテーブルのみが表示されます。CDC ジョブのタスクリストに表示したいカスタムテーブルがある場合は、先にSAP GUI でそれらのテーブルの追跡を有効にする必要があります。次のセクションでは、そのようなテーブルの追跡を有効にする方法を説明します。

SAP カスタムテーブルのCDC を有効化

Sync でCDC を使用するためにSAP カスタムテーブルを準備するには、以下のセクションの手順を実行します。

ステップ1:変更ドキュメントフラグ付きでカスタムテーブルとデータ要素を作成

SAP GUI で、次の手順でカスタムテーブルを作成します:
  1. SAP ERP を開き、トランザクションSE11 に移動します。
  2. ABAP Dictionary: Initial Screen ページで、Database Table ラジオボタンを選択し、関連するテキストボックスにカスタムテーブルの名前(例:ZMACHINES_TABLE)を入力します。
    SAP ERP のカスタムオブジェクトの名前には、先頭にZ が必要です。
  3. Create をクリックします。Create Table ページが開きます。
  4. Create Table ページで、テーブルの簡単な説明(例:Machines Table)を入力します。
  5. ウィンドウ上部のメニューバーでTechnical Settings をクリックします。
  6. Dictionary: Define Technical Settings ページのGeneral Properties タブで、次の操作を行います:
    1. Data Class リストでAPPL0 を選択します。これはマスターデータおよびトランスペアレントなアプリケーションテーブルで一般的な選択です。
    2. Log Data Changes チェックボックスを選択して変更を保存します。 Log Data Changes チェックボックスを表示しているDictionary Define Technical Settings ページ
    3. Cancel をクリックして前のページに戻ります。
  7. Fields タブをクリックし、次の手順で必要な新しいフィールドを作成します。
    1. Fields 列にフィールド名(例:NEW_FIELD)を入力します。
    2. Data Element フィールドに、新しい要素の名前を入力します。カスタムデータ要素を作成するには、文字Z で始まる名前(例:ZNEWDATAELEMENT)を入力します。要素がまだ存在しない場合は、SAP が新しい要素の作成を求めます。 データ要素の構成を表示しているFields タブ
    3. 入力した名前をダブルクリックします。SAP は、他の列(Data Type、Length、Description)の追加構成を求めます。
  8. メニューバーのActivate アイコンをクリックして、テーブルをアクティブ化します。 メニューバーのActivate アイコン

ステップ2:変更ドキュメントオブジェクトの作成と構成

次の手順で、変更ドキュメントオブジェクト(SCDO)を作成して構成します:
  1. トランザクションSCDO を開きます。
  2. Object テキストボックスにオブジェクトの名前(例:ZMACHLOG)を入力します。
  3. Create をクリックして新しい変更ドキュメントオブジェクトを作成し、Create Object Directory Entry ダイアログボックスを開きます。 Create Object Directory Entry ダイアログボックス
  4. Package リストからLocal Object を選択します。オブジェクトの簡単な説明(例:「Change Document Object for Machines Tab」)を入力します。
  5. Table タブをクリックして、カスタムテーブルを変更ドキュメントオブジェクトに割り当てます。
    1. テーブル名(例:ZMACHINES_TABLE)を追加します。
    2. 以下のように、Delete Documentation 列とInsert Documentation 列を選択します: Delete Documentation 列とInsert Documentation 列が選択されているTable タブ
    3. ウィンドウ上部のタスクバーでSave アイコンをクリックします。
  6. タスクバーでGenerate をクリックします。
  7. Generate Update Pgm. ダイアログボックスのFunction group テキストボックスに名前(例:ZMACHLOG_WRITE_DOCUMENT)を入力します。
  8. ダイアログボックス下部のGenerate をクリックします。
  9. 次のページで、ファンクショングループの名前(ZMACHLOG_WRITE_DOCUMENT)をダブルクリックします。トランザクションSE37 に移動します。 トランザクションSE37 のファンクショングループ名 SAP は、このオブジェクトが関与するたびに実行されるファンクションモジュールを生成します。シナリオに応じて、挿入、更新、削除を処理するようロジックを調整する必要がある場合があります。このモジュールは、シナリオに応じて変更できます。
  10. Validate アイコン(Validate アイコン)をクリックして、モジュールの構文をチェックします。
  11. Activate アイコン(Activate アイコン)をクリックして、ファンクションモジュールをアクティブ化します。
この時点で、SAP における変更ドキュメントの基盤が整いました。ただし、システムが生成したファンクションモジュール(ZMACHLOG_WRITE_DOCUMENT)が呼び出されるまで、エントリは記録されません。この呼び出しは、テーブルを変更するアプリケーションロジック、更新モジュール、またはカスタムプログラム内で行う必要があり、これにより各変更が明示的に取得・記録されます。

ステップ3:テーブルがCDC に対応していることを確認

次に、ターゲットテーブルが変更ドキュメントキャプチャ(CDC)に対応していることを確認します。これにより、作成したSCDO オブジェクトがシステムに認識され、以降の変更が正しく記録されることを確認できます。
  1. トランザクションSE16 を開きます。
  2. テーブル名TCDOB を入力します。 TCDOB テーブルエントリを表示しているData Browser
  3. Data Browser - Table TCDOB ページで、TABNAME テキストボックスにZMACHINES_TABLE を入力してフィルタリングします。 これにより、作成したSCDO オブジェクトがテーブルにリンクされ、CDC を処理できる状態になっていることを確認できます。 ZMACHINES_TABLE にリンクされたSCDO オブジェクトを表示しているData Browser

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